2023.08.01
これまでの一級河川巴波川地下捷水路本体建設工事
・流出施設仮設工施工状況
①2023年7月 矢板護岸工
②2023年8月 矢板護岸工
③2023年9月 工事用ヤード造成
・発進立坑ケーソン(流出立坑)施工状況
①2023年9月アンカー工
②2023年10月皿板設置
③2023年10月ケーソン刃口設置
④2023年11月 足場組立
1ロット目の円形の構造物(直径約18m、高さ4m)を造るために外側と、内側に足場を設置しました。
その足場を利用して、鉄筋、型枠を組み立てます。
⑤2023年11月 コンクリート打設
1ロット目のコンクリート打設です。2台のコンクリートポンプ車を使って、コンクリートを打設しました。
朝7時から準備を始め、片付けが終わったのが夜10時でした。
⑥2023年12月 1ロット目のコンクリート構造物完成
1ロット目のコンクリート構造物が完成しました。
内側の様子
内側の状況です。内径は約15mです。
次は、掘削圧入の準備をおこない、いよいよ内側を掘削しながら、圧入していきます。
⑦2023年12月下旬 1ロット圧入掘削
1ロット目の円形構造物(直径約18m、高さ4m)の内側を掘りながら、地中に押し込んでいきます。
⑧2024年1月 2ロット構築
2ロット目の構築です。足場、鉄筋、型枠を組み立てていきます。
内側の足場は、別の場所で組み立てて、クレーンで所定の位置にセットします。
内側の足場をヤード内で組立
クレーンで半分ずつ移動
内側に足場のセット完了
その後、鉄筋と型枠を組み立てコンクリートを打設する準備をしました。
型枠は大きなパネル12枚を組み立てます
⑨2024年2月上旬 2ロット構築
2ロット目の構築(直径約18m、高さ5.5m)のコンクリートを打設しました。 2台のコンクリートポンプ車を使って、半分ずつ型枠の中にコンクリートを打ち込みます。 ポンプ車のオペレータさんはブームを操作してコンクリートを打ち込む場所を移動させます。 先端にはゴムホースがついているので鉄筋と鉄筋の間にコンクリートを流し込むことができます。
生コン車110台分のコンクリートを使いました。 打設後は、寒さでコンクリートが弱くならないようシートで覆い、ヒーターで温風を送り込みました。 明け方には、外気温がマイナス4℃まで下がりましたが、シートの中は、10℃以上でした。
外側の直径 約18m
内側の直径 約15m
壁の厚さ 1.5m
今回の高さ 5.5m
⑩2024年2月下旬 2ロット圧入掘削
2月下旬から2ロット目の圧入掘削を開始しました。 今回は、5.5m 圧入掘削をおこないます。
掘削した土砂は、ダンプトラックに積んで所定の場所へ運びます。